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   視界泳動 動眼泳動・片目泳動 の Q&A
視界動眼片目Z&A
動眼Q&A
片目Q$A
 視覚泳動:Q&A

3つの視覚泳動について考えます

視界泳動=視界が変わると自然発生する運動

動眼泳動=目を動かすと自然発生する運動

片目泳動=右目または左目によって発生する運動

1 視界泳動 Q&A

縦線、横線、斜め線に対する視界泳動 

Aさん:右の図は視界泳動の例です。のんびりと左右に揺らぐハンモック泳動をしながら、目の前の単純な線画をじーっと見ていると、線の方向性にそって体が自然に動き出すという現象が発現します。

Qさん:雰囲気的には分かるような気がしますね。たとえば、目の前に高層ビルがあると見上げたくなるとか。・・しかし、斜めの線を見ていて、体が回転するとは考えられません。

Aさん;もちろん、床の上で斜めの線を見ていても体は動きませんが、斜めの線に合わせて体を傾けたくなる気分に襲われます。たとえば、大きく傾いた建物の中に立っていると、気分が悪くなるという生理現象がありますが、これは耳の平衡感覚と傾きたくなる視覚泳動がせめぎ合うために起こる不快感ではないかと思います。

 

2視界の遠近によっても、泳動は変わる

Aさん;視界泳動は遠近の差によっても現れます。遠くを見ているときは、泳動はゆったりと大まかな動きになり、視野が目の前に近づくと動きのテンポが小刻みで速い動きになりなります。

Qさん:情景に対する心理現象に当たるような・・。

Aさん:面白いと思ったのは、遠近画的な景色を見ている時で、ボートを漕ぐ時のような動作が現れるのです。グイーッと頭を前に乗り出したり後ろに下がったりを繰り返すのです。何度か追試しましたが似た結果でした。他の人が実験すれば、違う動作が出るかもしれませんが・・。

Qさん:遠近法で描かれた絵を見ていると、先の方に引き寄せられるような心理が働きますが、その感覚は体の中で起きている泳動変化が影響しているのでしょうか・・。

Aさん:例えば、目の前に障害物が立ちはだかると、思わず止まるという行動は、経験によって獲得された視覚泳動も潜んでいるのではないかな。

 

 

2 動眼泳動 &A       

 

1動眼泳動と視界泳動は 同じ? 違う?・・

Aさん;Qさんに質問です。水中泳動をしている時に目を動かすと、自動的に体が別の動きを始めます。それを動眼泳動と言うのですが、視界泳動とどこが違うか、わかりますか?

Qさん:目を動かすと視界が変わりますね。視界が変われば視界泳動が始まるということで、動眼泳動は目を動かすことによって発生する視界泳動と言えるのではないですか。

 

2目を閉じた状態で、目を動かす。
視界とは関係なく、動眼泳動が現れる。
Aさん:私も、始めはそう考えました。でもね、もう一つ別の実験をして、動眼泳動は視界泳動の仲間ではないことを確認しました。
Qさん;どのような実験ですか?
Aさん:安定的な泳動をしている最中に、目を閉じます。目を閉じたまま右とか左とかに目を動かします。そのまま泳動を続けていると、やおら泳動が変化するのです。・・例えば右の図のようです。
Qさん:目を閉じた状態で泳動が変わるというのは、視界とは関係なく目を動かすことによって別の泳動が出るということですね。
なるほど。視界泳動と動眼泳動は別物だということか・・。
 
3視線の方向が、動眼泳動の方向です
Aさん;そうです。動眼泳動は視線の方向(目線の方向)によって現れる泳動だということが分かって来ました。つまり、目を閉じた状態で何も見えていなくても、目玉を動かして視線の方向を変えることによって、方向に準じた新しい泳動が自動的に発生するということが分かったのです。
Qさん:目を動かしたときの視線の方向が、動眼泳動の発火点になるのですか?
Aさん:おそらく、そうではないかと・・。
Qさん・目を閉じていても、目玉を右に動かせば右回転するというのですね。・・それは不思議だなぁ~。
Aさん:陸上でも出来る動眼泳動の簡単な実験があるのですが、Qさん、よければ実験してみませんか?
Qさん:いや、今は遠慮しておきます。
Aさん:では、それは後々のお楽しみとしましょう。
 

4わき見運転と動眼泳動

Qさん;動画を見ると、視線を右に向けると右回転、左に向けると左回転していますね。しかし日常では、散歩中に右を見ても、体が右回転するなんてありえません。回転するというのは、ちょっと信じ難い話ですね。

Aさん:水中では慣性の法則が働くので、いったん廻り出すと止まりにくいという理由はあるでしょうが、あれほど回転する理由は私も説明できません。水中では回転しますが、陸上では重力が働くので、左右への角運動という形で気付かない程度の泳動が現れます。

Qさん:角運動?

Aさん;例えばわき見運転をしていると、車が知らず知らずにわき見方向に寄っていくことがあるでしょう。あれは視線の方向に動眼泳動の角運動が発生して体が自然に動いてしまうため、車の走行が曲がってしまう現象ではないでしょうか。

Qさん:それは、、、危ない、あぶない。

 

 

 片目泳動 Q&A      

 

1右目では右回転、左目では左回転の泳動が現れる

Qさん:何と言っても、片目泳動は一番のオドロキですね。

Aさん;Qさんは何にオドロキましたか?

Qさん:右目を開けていると右回転、左目を開けていると左回転するなんて、考えたこともありませんよねぇ。

Aさん;私も片目泳動には、最も興味を引かれました。

私はこれまで、左右の目は、物を見るために焦点を合わせ、協調して働いていると思っていました。ところが、片目泳動によって、右目と左目から全く反対方向の動きが現れることを知ったのです。

「右目と左目は、一対ではなく、別個のものか?」から始まり、

「片目になるとなぜ回転するのだろう?」

「右目は右回転、左目は左回転。目だけの問題だろうか?」

「右目・左目、右半身・左半身、右脳・左脳という左右対称の体と片目泳動には未知の秘密が隠れていないだろうか?」

いろいろな疑問が次から次に押し寄せて、それを少しでも紐解きたくて毎日ワクワク、ウロウロしていました。

Qさん:疑問はどの程度解決できましたか。

 

2片目泳動には、疑問が沢山ある。

Aさん:解決には至りませんが、片目泳動からの気づきは沢山あります。

中でも「片目になると、どうして体が回転するのか?」という謎は、生命にとって、目という機能は、見る機能であると同時に、見えることによって動くことができる機能であることを、あらためて思い知らされました。そして右目と左目がもつ視覚と行動の相互関係に、大きな興味を抱いて、考察を進めました。

その結果、片目泳動は、私たちの目が球面構造をしていることに大きな起因かあるというところにたどり着きました。そこから、そもそも生物がカメラ目という目を持つようになった進化の歴史にも興味を持つようになって・・。

Qさん:大きなテーマに向かいましたねぇ。

で、その結果ですが、私たちの目が球面構造をしていることと、片目泳動で回転することの間には、どのような関係があるのですか?

Aさん;「片目泳動と目が球面構造をしていること」に関しては、私も文系の頭をひねりながら考えに考えました。その考察や着想については、カメラ目のカラクリ片目泳動の謎で述べているのでご参照ください。

私は科学の知識が乏しいので、誤った解釈や考察が多いかと思います・・。このホームページを作ったのも、ある程度考察が進んだので、広く皆さんにも現象の考察に参加していただき、泳動という現象をより正しく理解したいと考えたからです。よろしくお願いいたします。

ところでQさん、次のコーナーでも Q&Aにお付き合いいただきたいのですが・・・。

Qさん:もちろん、いいですよ。

 

 

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